もう少しだけ夢を追う - DTMとコスプレそしてASD

音楽とパソコンとコスプレが好きな50↑。ASDだからか生き辛いけれど、人生をまだ諦めない。

音楽での苦悩

16歳でエレキギターを始めた。しかし、もともと音感が悪く、オリジナルのフレーズは全く弾けなかった。当時はコピーをしていたが、バンドスコアを見ればコードネームが書いてある。それでも聞いた感じでは全く判らない。作曲など到底不可能。また、バンドメンバーとも色々と合わずバンドをやめた後、ギターも弾かなくなった。

 

23歳。初めてのMacintoshを購入しDTM (DeskTopMusic)に挑戦するが、音感が悪ければ、やはり作曲は無理だった。

 

29歳。声優の養成所に入所。結果は出せないまま退所するが、後に声は出せるようになる。声出しが楽しくヒトカラへ行くようになり、歌う事で音感が矯正されたのか、35歳で初めて作曲する。


楽曲投稿サイトに5曲アップロードするも、1曲はコメントが二つついたが評価はゼロ。残りの4曲は評価もコメントもゼロ。余りの状況に愕然とする。大勢いる中で、ゼロなんて僕だけ。モチベーションは無くなり、挫折する。


2022年春。51歳。イメージが湧き、曲として完成させようと思い立ち、音楽への4度目の挑戦。YouTubeへアップロードするが、そもそも再生回数が少ない。評価もコメントもつかない。あまりの反応の無さに失望するが、次の曲を作ることにする。更に4曲目では、動画に文章を記述。5曲目は歌詞を付加。しかし、伸びない。


やがて、視聴者維持率のグラフを見て、深刻な事実に気づく。35歳の時の曲と合わせて9曲公開しているが、同じ傾向がある。10秒程で視聴者は半減し、曲の半分で視聴者がいなくなるのだ。いや、1人2人はいるが、恐らく旧来の友人が最後まで聴いてくれたのだと思う。となると、後はほぼ居ないという事。全ての曲で同じ傾向だから、共通する欠点があるという事。これはもう、才能が無いというより、才能が悪いということか?


10秒で半数が居なくなり、後半は聴かれていない。


そもそも、再生回数が少なすぎないか?Twitterで宣伝したつもりが、Twitterのインプレッションが少ない。更に一月もすれば、YouTubeTwitterも動きがなくなる。数字がフリーズする。つまり、全然聴かれない。


しかし、考えようでは、多数が聴いているにもかかわらず評価が無いとなると完全にダメだ。現状は殆ど聴かれていない。たぶん、甘すぎる解釈だが。そう思わなければ、精神がもたない。


いま新曲のイメージが数曲分ある。もう少しイメージを高めたら、次の曲の制作に入りたい。その際には、見直す事も考える。それでも、僕のセンスの問題なら、何を作ったつもりでも、きっと総スカンだ。怖いが挑戦するしかない。


怖いのは、僕がASDだという事。全人類と感性が違いすぎて誰とも共感出来ないのかも知れない。僕が作る曲も、誰が聴いても面白くないのかも知れない。


だが、やるしかない。やらなければ、ここまでだ。ここまでは全てダメだ。やらなかったら、終わりだ。変わらなければ、動かなければ、絶対にダメ。年齢的にも人生を諦めることになる。だから、やめない。やめたら終わりだから、やめない。


やれば良いって事もないし、むしろダメ元だ。夢も希望も無いままやるのだから、これはキツい。


でも、やる。


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